米国シアトルへの留学後、ウォールストリートに本社を持つ米国系金融機関の東京支店で人事部の研修担当として10年間従事。主に社内の研修制度の構築と運営、企業文化を教育するプロジェクトを担当。多種多様な人材を個人レベルで、そして組織レベルでどう輝かせたらいいか?そこへの答えを求めて、就業しながら米国フィールディング大学院で組織開発論 (Organizational Development)を学ぶ。
1990年代後半に出会ったコーチングを学ぶ過程で、組織全体に関わることよりも、しばらくの間、個人の人生の成長に深く関わることを選択し、2002年にライフコーチとして独立。同時期、 CTIジャパンの初期のファカルティとしても従事する。
2003年に米国ミネソタ州に移住。
2006年より活動の場を故郷に近い三重県伊勢市に移し、コーチングをベースとした個人セッション、グループセッション、ワークショップ、地元看護学校での授業、企業研修、企業風土改革に関するコンサルティングを提供。パートナーと共に英語関連の仕事にも従事する。
2023年より、「女性性の開花」、「パートナーとの陰陽和合」をテーマにした活動を始める。
シンプルさ、ゆえに深い世界
コーチとして独立して間もなく、もっともっと深いレベルのコーチングをしたい、クライアントの心の声どころでない「魂の声」が聴けるコーチになりたいと、コーチング以外に、様々なセラピー、カウンセリング、ヒーリング、チャネリングなどの世界に入り、一時期はコーチングの世界から離れていたこともありました。そして回り回って、やはりコーチングが、私がずっと求めて止まなかった「全ての答えは自分の中にあること」を体感するのに、一番最適な関わり方であると確信するに至り、コーチングをしています。ただシンプルに「対話」するだけで、人生が変わる。このシンプルさ、ゆえに深い世界を持つコーチングは、武道・茶道のような「道」のように、一生かけて極めていくものであると感じています。
「本来の自分」との対話の領域
コーチングセッションのとき、クライアントの方がいかに深く「本来の自分」と対話することができるか、その環境の最たるものを提供するのがコーチだと思っています。
その「本来の自分」という感覚は、人それぞれであり、私自身もクライアントの方のその領域を感じることはできません。
ただコーチとして私ができることは、自分の感覚で「ここが私の魂の領域」だと思う状態を維持し、そこから対話するということ。
いつコーチングセッションをしても万全の状態でいれるように、自分の心の状態をクリアにしておくことは普段から心がけています。そして、何よりも自分の日常と、コーチとしての在り方がかけ離れないように、自分の暮らしの隅々まで、人間関係も含め、正直に向き合いながら過ごすことを心がけています。
(写真は、私自身が自らの心をクリアにするために日常よく訪れる場所であり、コーチの在り方としてのお手本としている空間です)
最終的に「自我を越える」ことを目指している人
ご自分の心とたくさん向き合って、以前よりも感謝が増え、自由になってきていると実感しているけれど、何かもう一歩のところで大きな壁が越えられないと感じている人。人生における課題の出方は違っても、多くの人は、最終的に「自我を越える」ことを目指しているように思います。それは自我をも愛し、本来の自分のエネルギーとはどういうものかを自覚していくプロセスです。私とのコーチングで、自我を越えていくことを阻めている「生き癖」を徹底的に手放せるように取り組んでいきます。そこに真剣に関わって「自我の向こう側へ行きたい!」と願っている方をコーチングさせて頂きたいです。
HOMEへ還る、HOMEから生きる
プロコーチになった後も、「自分の中に答えがある」ことを信じるどころか、自分の外に答えを求め続ける生き方を随分と続けました。どんなにたくさんのワークショップに参加しても、どんなにたくさんの本を読んでも、どうしても不満足、不完全な感覚が残る毎日を送っていました。そして、ようやくそのような生き方に終止符を打つ事ができたのは、シンプルな対話の中で、どこか懐かしいという感覚から自分の声が聞こえ始めたときでした。探し求めていたものは、やはり全て自分の中にあったと確信した瞬間でした。コーチングの素晴らしさを概念的でなく、実感できたこの喜びを、1人でも多くの方に体験して頂きたいと活動しています。
今現在は、故郷に近い三重県伊勢市に在住し活動しています。写真の英虞湾は、私の故郷・原点。魂のHOMEは、私たちの意識の中にあると感じていますが、こうして実際の生まれ故郷の近くからコーチとして活動するとは思ってもいませんでしたが、このような巡り合わせになって、私の人生において「HOMEに還る」ことは、大切なテーマであるように感じています。
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