自分との出会いの始まりでした

CTI基礎コースを受講したのは2015年7月。当時私は平日静岡で働き、週末は東京で過ごすという生活を送っていました。部下とのコミュニケーションに何か違和感を感じて、“部下とのコミュニケーション”で検索したときに“コーチング”がヒットして、CTIに出会いました。CTIのホームページを見たとたんに“これだ！”と思い、すぐに申し込みました。

部下とのコミュニケーションに役立つスキルを身につけることができると思って参加した基礎コースでしたが、それよりも私にとってインパクトが大きかったのは、演習の中で相手が自分のことを心から聴いてくれることで、自分の本当に思っていることや感じていることを口に出せたことでした。それは意識的には初めてと言っていいほど、初めて自分と出会えた、真正面から向き合えた瞬間でした。

そして自分では鎧を着てガードしてたり、何事もないように振舞っていても、実はダダ洩れているということにも気づけました。ダダ洩れているのならば鎧もポーカーフェイスも不要、そのままでいいんだと思えて、そこから、私らしさってなんだろう、私は本当はどうしたいんだろう、と自分との対話が始まりました。今も自分との対話は続いています。

日々の暮らしを豊かに

コーチングと出会って、私の人生はその前とその後で大きく変わりました。それは昇進したとか、収入が増えたとか、大成功を成し遂げた、というものではありません。それよりも、自分の生活が満ち満ちている、自分を生きている感じがしています。そして今が一番いいと感じられるようになりました。コーチングをきっかけに自分と向き合い、自分がどうありたいか、どうしたいかを考え始めました。2015年のころに比べれば、自分のことをもっと知ることができ、自分を大事に行動することがたくさん増えたと思います。

誰かと比べることなく、自分はこれでいいんだ！と自分の生き方を大切にする、自分を生きることの喜びや希望を心から感じ笑顔で元気で自由な世界を創りたいと思っています。それは何か特別な行事、イベントを通じて感じるというよりは、1日1日、日々の生活のなかで、心から幸せだなあって感じる時間がどんどん増えて100%幸せと感じられること。コーチングにおいては、コーチングをきっかけにしてどんどんクライアントさんの日々の暮らしが豊かになっていくことを願っています。