合同会社ローカルドア 代表
1989年横浜生まれ
ひとり親家庭で育ち、小学校不登校と高校中退を経て立教大学卒。新卒で川崎市役所に入庁し、児童福祉・組織改編・国際経済などの業務に従事。NPOを通じてコーチングや人材育成事業などにも携った後、合同会社ローカルドアを設立して独立。
個人の意欲と力を引き出すパーソナルコーチングと、組織の隠れた本音や対立を取り扱うチームコーチングを駆使し、人と組織の支援を行う。コーチングの他、人材開発・組織開発・リーダシップ開発のファシリテーターとしても活動。
"Encourage love so we are finally free to be who we are in life."
「愛を励まし私たちは自由になる」ことをライフパーパスとして活動しています。
【資格など】
国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチ(ORSCC)
Certified Professional Co-Active Coach(CPCC)
Leadership Circle®認定プラクティショナー
2025年4月から立教大学大学院経営学研究科リーダーシップ開発コース(LDC)で大学院生
【プライベート】
妻・娘・猫と暮らす。
ラオスをバックパッカー中に妻と出会う。
地元の飲み屋でベテランコーチに後ろから話しかけられる。
私は幼少期に両親が離婚、その後も不登校や高校中退を経験するなど、半分くらい社会からドロップアウトしながら10代までを過ごしてきました。高校を中退したときはギリギリまで追い込まれたと感じ、生まれて初めて死ぬほど(BMIが15を下回るくらい)勉強をして大学に合格することができました。
そんな経験から、努力して成果を出すことにこだわっている自分もそこにいました。そのため社会人になってから、しばらくはただ苦しいばかりのハードワークを繰り返す日々が続いていました。その代わりに一定の成果を出すことはできていました。
しかし、20代後半の頃から状況が変わってきます。成果を出しても仕事を外されたりすることが立て続けに起こるようになりました。成果を出すためにロジカルシンキングにこだわり、人間関係を疎かにしていたのです。上司からのフィードバックには、「あなたの刃は鋭すぎて怖い」というものもありました。
「このままではまずい」と、藁をもすがる思いで何か自分の助けになるものを探していました。その時にたまたまパソコンの画面に表示されていたのが、”コーチング”という単語でした。私は思い切ってコーチングに関する講座を自費で受講してみることにしました。
そのコーチングの講座とのご縁はその時だけだったのですが、ロジカルでない感情も取り扱うコーチングのアプローチには、とてつもない衝撃を受けたのを今でも覚えています。
その後に地元の飲み屋で友人に「最近、コーチングをはじめてみたんだ」と話していたところ、突然、後ろから知らない方に話しかけられました。
「えっなになに!?私もコーチングしてるのよ!」
その方は当時(2019年)に10年以上コーチングをされていたCPCCの方でした。その方からやがて本格的にコーチングを学ぶためのスクールを教えていただき、ずっぽりとコーチングに身を沈めていくことになります。
可能性を信じられたとき、とてつもない衝撃が起こった。
そんなこんなでコーチングを学びながらも、まだ自治体職員をしていた時の出来事です。ある時、コーチが唐突に私にこう問いかけました。
「ねぇ・・・あなたなんで自分の羽で飛び立たないの?」
正直、言われた瞬間は「???」となりました。でも自分の中で何かが、ほんの少しだけ引っかかったんだと思います。それを見逃さなかったそのコーチは、私にあらゆる方法を使ってこの僅かに顔を出した感情を引き出す関わりをしてくれました。
具体的に何をというのは一切言わず、ただただ全力で私の可能性を信じて励ましてくれました。
その直後はまだ「なんだか温かい言葉をかけてもらったなぁ」というくらいの認識でした。しかし、晩御飯を食べ、お風呂に入り、歯を磨いて布団に入ったその瞬間。今まで体験したことのないような凄まじい感情の波が自分の内側から湧き起こってくるのを感じました。
その日はそのまま寝ましたが、朝起きてもその衝撃はまだ体中に満ち溢れていました。まるで酩酊しているかのように真っすぐ歩けないことに驚きました。
「自分の可能性を信じてもらったことで、こんなことが本当起こるのか・・・。」
本当にコーチングというもののパワフルさを感じたこのクライアント体験そのものに勇気をもらい、この翌日に私は妻に独立する旨を伝えました。さらにその翌日には上司にもその意向を伝え、やがて実際に自治体を退職し独立することになります。
これは今振り返っても、人生で最高の決断の1つです。
抑圧を無くし、心から行動できるように解き放つこと
このような体験を味わいながら見つけ出した私のライフパーパスは、以下のようなものでした。
"Encourage love so we are finally free to be who we are in life."(愛を励まし私たちは自由になる。)
そして私には、誰もが抑圧をなくし心から行動できる人になってほしい、というエゴがあることに気が付きました。それが上記の「愛を励まし自由になる」というライフパーパスへの道筋なんです。
私の祖父は、惜しみなく私の支援をしてくれましたが、不慮の事故でたくさん苦しんで亡くなることになりました。私はその様子を間近で見ていて、人の死というものは善悪を超越した絶対に避けられない必然的なものであることを学びました。
なんにしても私たちは確実に死に向かっている。そんな抗いようのない流れの中で、唯一無二の時間を過ごしています。それにも関わらず、互いに抑圧し可能性を押し込めることに、何の意味があるのでしょうか?
抑圧を無くし、心から行動できるように解き放ちたい。それによって愛を励まし、自由になれるように。私の行動の原点は、少なくとも今のところ、ここにあります。
あなたとともに、美しい未来へ進みたいと心から願っています。
そのために、あなた自身に、あるいはあなたの周囲のために、私にできることはありますか?
もし何かピンとくるものがあればぜひお知らせください。
愛を込めて
相当のプレッシャーを日々感じながら激務をこなすことが果たして、私にとっての幸せなの?と考えた時に、「幸せじゃない!」とハッキリ言えたし、自分のそんな“本当の気持ち”を思い出して涙が出ました。(30代・女性)
これまでは不安を感じると、不安の渦に一気に巻き込まれてグルグル回って抜け出せませんでした。それがコーチングを受けるようになってから、巻き込まれそうになっても一歩引いて、自分を上から見る感覚が身に付いたんです。それによって、不安を感じても軽くできるようになりました。(50代・男性)
コーチングを受けてきて1番感じるのは、「自分の本当の願い・感情を自覚できた」ということ。わたしは、人は皆それぞれの願いを持ってこの世に生まれてきている、と信じています。(20代・女性)
「周囲のために、自分がどう振る舞うか」ではなく、「自分がどう在ることで、周囲の役に立てるか」が大事なのだと、視点が変わったように思います。(50代・女性)
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