千葉県千葉市出身 東京都在住
法政大学法学部法律学科卒業
2003年からフリーランス活動中
新卒で国内電機メーカーに就職し、株主総会開催や事業報告書類の作成等の株主向け業務に携わる。数年後、新たなキャリア構築のため人材派遣会社の立ち上げに関わり、管理業務全般の責任者を任される。1998年に転職したタイミングで、企業が新たに注目し始めた「EQ/感情知性」や「コーチング」のビジネスに出会う。
2000年にCTI社のコーチ養成トレーニングを受けてプロフェッショナル・コーチとして始動。EQアセスメントの開発販売会社に所属しながら、感情に注目した自己理解プログラムの開発や集合研修の講師、個別能力開発コーチング等を行う。
2003年に独立し、企業組織の経営層から若手人財まで広く対象に個別コーチングやヒューマンスキル系の研修を提供し続け、現在に至る。感情と行動のメカニズムに詳しく、人の心に本質的な変化を生み出し、無理な負荷をかけないアプローチで行動変容を促すことを得意とする。集合研修では、理解しやすい話し方と雰囲気づくりに定評あり、「やる気が出る・元気がもらえる」というフィードバックも多い。
多様性を生かし合うチームワークや関係性を育てるシステムコーチング、チームビルディングのセッションも行う。2015年頃より、ホフステード博士の国文化指標(6Dモデル)を取り入れた多文化マネジメント・コミュニケーションの研修も行う。
筆跡診断士の資格も持ち、筆跡から性格や行動特性を分析して能力開発アドバイスを行う筆跡診断が好評の特技。
● 米国CTI認定 プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
● 米国CTI主催 リーダーシップ・トレーニング修了(スペイン開催10ヶ月間プログラム)
● CRR Global認定 システム・コーチ(組織チームの関係性開発とチームコーチング)
● EQGA公認 EQトレーナー(EQアセスメント分析と感情マネジメントスキル開発)
● HRDグループ認定 DiSCコミュニケーション トレーナー
● Hofstede Insights認定 異文化マネジメント ファシリテーター
2000年の春から始まった旅
コーチングとの出会いは偶然でした。
転職して対人スキルの必要性を感じていた頃に、たまたま知ったアプローチでした。2000年当初は「コーチング」を知っている人がほとんどない時代で、私自身もコーチングの本質をまったく理解できずにモヤモヤしながらコーチ養成コースへ参加しました。しかし、程なく、一人ひとりの中に存在する”宝の山”を掘り出していくような独特の関わり方が大好きになりました。また、相手の可能性を心から信じて向き合うと立ち現れてくる、人間の根幹にある強さと美しさに触れることもできて感動したのを覚えています。
それまで、他者から温かい認知の言葉を明確に受けた記憶が無い(と感じていた)私は、人が人を認知することの肯定的なパワーを実感しました。
写真の書籍へ、コースリーダー皆様に記念のサインをお願いしたところ、そこにも温かな認知と応援メッセージが記されていました。コーチングは、心の根っこが励まされるような新鮮な体験でした。
コーチングとの出会いにより、私の人生にも認知のエネルギーが吹き込まれ、それは現在もコーチとして生かされています。そして、この旅は、これからもずっと続きます。
新たな希望が見えてくるから
そもそも私たち人間は、人生で使い切れないほどの可能性の宝庫であり、誰もが幸せでありたい、幸せに生きたい、と願っている生きものだと思います。そして、たとえ苦難に満ちている時であっても、自分が進む道を必ず自分で見出すことのできる力強い存在だと思っています。
ただ、時に、自分の力だけではグルグルしてしまったり、盲点に気づかないことがあります。また、自分としっかり向き合うには相応の勇気とエネルギーを要しますので、コーチという存在が精神的な支えや後押しとして役に立つと実感しています。
コーチと話すことで、自分では見つけられなかった深部の扉に辿り着いたり、自分の本当の声にハタと気づいたりすることがあります。また、うすうす感じていた感覚を明確な気持ちや願いとして言葉にでき、自信を持てたり行動意欲が膨らむこともあります。
コーチとして、誰かの人生のいちシーンを一緒に共有体験させていただける時間は私にとって大きな喜びであり、心から光栄に感じています。私自身は、人が新たな可能性や希望を見出して明るく輝く瞬間が大好きで、その瞬間に出会いたくてコーチングを続けているのかもしれません。コーチングによって私自身も生かされています。
コーチが 「鏡」 の役割に徹すること
私はクライアント様の応援者として、クライアント様ご自身がポジティブな気持ちを高めて目的地に向かうことを願っています。また、クライアント様の「持ち味」を生かすことも大切にしています。
人は自分で気づくことで次に取る行動の質と量が変わりますので、私はコーチとして、クライアント様の内面や実際の行動について、できる限り解像度高く映し出せる「鏡」で在ろうと心がけています。お話の内容自体よりも深い根っこの部分に聴き耳を立てて、クライアント様の願いや価値観、人間的な魅力や持ち味に関心を向けています。時には、盲点領域として、コーチの眼に見えたことや聴こえたことを率直にお伝えすることもあります。
数十年以上も人間をやっていれば、誰しも「行動のくせ」や「感情のくせ」が染みついているものですが、私のコーチングでは、クライアント様が人生の過程で刻んだ「くせ」にも焦点を当てて自己理解を深め、自覚的にセルフマネジメントできるレベルまで具体化していくこともあります。
最終的には、目的に向かって行動を継続したり、習慣化することが大切になりますので、何事も不必要に深刻化することなく、心の状態を適切に軽くしながら行動を愉しめるように後押しすることを心がけています。気持ちが軽くなると、実際に行動する身体も動きやすくなるからです。
コーチングは、自分の内側を一つひとつ紐解きながら、自分の行動によって自分自身(および周囲)の幸せ度を高めたり、他者との関わりの中で生きやすくなるヒントを得る時間とも捉えています。
コーチングセッションをご希望の方は、こちらから、本人に直接お問い合わせください。
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