神奈川県川崎市出身 兵庫県西宮市在住。子どもの頃7年間過ごした札幌は第二の故郷
社会人のスタートは大手電機メーカー秘書室勤務。秘書としてのホスピタリティは師範であった母から躾けられた茶道の精神と重なり、「天職かもしれない」と思えるほどやりがいを感じ毎日楽しく過ごす。
退職後、コミュニケーションスキルの講師として組織や学生に関わりながら、「ホスピタリティと茶道精神の美学」の融合を探究するために美学を学ぼうと大学生になる。途中、「学びたかったことは心理学にあった」と気づき専攻を変更、卒業後は企業内のカウンセラーとしての活動も始める。
メンタルヘルス不調を未然に防ぐ関わり方を模索する中、2004年にコーアクティブ・コーチングに出会う。そこで私自身が子どもの頃から持ち続けていた窮屈さが溶け、人との関わり方が大きく変わる経験をする。以来「関係性の中で自分らしくよりよく生きる」が仕事だけでなく私の活動の全ての軸となる。その後、2012年にシステムコーチングを学ぶ。
現在は公認心理師として企業内のメンタルヘルスに関わる一方、社会課題に取り組む企業の代表や管理職、ビジネスパーソンを中心にパーソナルコーチングを、また組織のエンゲージメント向上などにシステムコーチングを提供している。特にメンタルタフネスとレジリエンスやエンゲージメントとの関係性は大きいと感じており、これからも注力していきたい分野である。
また、最近は仲間と作った組織で「コラボラ(コミュニケーションラボラトリー)」と題し、社会課題や五感へのアプローチなどから自己理解、他者理解を深めるワークショップを不定期に開催している。
慶應義塾大学 文学部卒業(人間関係学士)
CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
CRRグローバル認定組織と関係性のためのシステムコーチ(ORSCC)
TLC認定プラクティショナー(TLCCP)
ICF国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ(PCC)
HOGAN ASSESSMENT認定プラクティショナー
公認心理師
直感
私たちは生い立ちの中で経験するたくさんの出来事の中で無意識に信念を身につけていきます。これは人生の水先案内人でありながら、時には自分自身を縛ってしまう窮屈な存在でもあります。
愛情深いがゆえに親の考えが正しく絶対であると育てられた私が、世の中にはたくさんの価値観や可能性に満ち溢れていると気づいたのは社会に出てからでした。幸せだけれど何か違和感がある、どうすればいいのかわからないまま育児や仕事に追われて数年を過ごしてしまいました。2000年になってコーチングが上陸。なんとなくここに答えがあるような直感がありました。子どもが幼稚園に入園したことをきっかけにコーアクティブコーチング基礎コースに参加。直感は当たっていました。そのまま応用コースへ。大切にしたい価値観を意識し、いらなくなった信念から卒業し、払拭できない心の痛みをゆっくり溶かし、自分自身が何かから解放されていくとても豊かな感覚を味わうことができました。
解放
目の前のクライエントさんが「あっ」と何かに気づいて全身からいらない力が抜けナチュラルになる、そしてまなざしが深くなる。世の中には自己理解していく手法はたくさんありますが、コーアクティブコーチングは、深い気づきとともに何かから「解放」され、本質的な変化がおこる。こんがらがった毛糸がほどけて丸い玉になると「これで何を創ろうかな」とワクワクしてくる。毎回、この瞬間に私はとても幸せな気持ちになり、心から応援したくなります。これがコーチングをやめられない理由でしょうか。
率直であること
セッションの中で大切にしていることは、感じる違和感や膨らんだイメージは、許可をいただきながらできるだけ言葉にして率直にお伝えすることです。伝えた瞬間は全く意味のないことに思われることも、数回後のセッションで大切なキーワードとして再び現れてダイナミックに展開するなど、とても大切なところに導いてくれる可能性があるからです。またセッションの材料の一つとして直感もよく使います。
誰もが関係性の中で自分らしくよりよく生きる社会
一人ひとりが自分の人生を自分ごととして大切に生きると同時に隣の人にも同じように大切にしたいその人の人生があることを尊重し合える社会です。
「自分らしく」は利己的ではあるけれど、その中に利他の心がある社会を願っています。
コーチングセッションをご希望の方は、こちらから、本人に直接お問い合わせください。
以下までメールでお問い合わせください