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システム開発に従事していた頃、様々な出来事が起こり、様々な問題を抱えながらもギリギリで本番リリースをむかえました。納期遅れやコスト増加を招いたプロジェクトの方が多かったかもしれません。そんな中、問題が顕在化する前にその予兆を捉え、より適切な初動が必要なのではと思う様になりました。
予兆と初動・・・
何に気づき、何を考え、どう行動する・・・？？？
そんな時コーチングと出会い、なぜかそこにヒントがあるような気がして、強く惹かれました。
モワっとしたものがはっきりと観える様になるような、そんな気がしたのです。
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Katz(※)はマネジャーの基本的なスキルをテクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルに分類しました。中でもコンセプチュアルスキルは認知スキルと言われ、モノゴトの見方や考え方といったいった思考に関わるスキルです。マネジャーのみならず、全ての人にとって重要なコンセプチュアルスキルは問題の解決や意思を決定するときなどに発揮されます。Katz(※)はこのコンセプチュアルスキルを高める方法としてコーチングを上げました。
コーチングは思考の枠を広げて、視野を広げ、意義を見出し、信念を呼び覚まします。そして未来を見据え、目標を持ったより良い一歩を思考します。これはコンセプチュアルスキルを発揮している状態そのものだと考えられます。思考が変われば、自ずと行動と感情に変化が生まれます。行動と感情が変われば、周囲にも変化が生まれます。そして自身の思考にも影響を与えます。
それぞれの未来に向けた変化の路を共に歩み、コンセプチュアルスキルを存分に発揮される瞬間を共にしたいと思っております。その時の活き活きとした姿は、私にも活力を与えてくださいます。だから、私はコーチングをするのです。
(※)
・Katz, R. L. (1955). Skills of an effective administrator. Harvard Business Review, Jan-Feb.
・Katz, R. L. (1974). Skills of an Effective Administrator. An HBR Classic. Harvard Business Review, 52(5), 90-102.
・Katz, R. L. (2009). Skills of an effective administrator. Harvard Business Review Press.
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強みは人の個性を表します。
だからこそ、その人の強みに立脚して思考、感情、行動を広げ、充実した日々、充実した人生に向かって共に歩むことを大切にしております。
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