景浦由美子 Kageura Yumiko

大学卒業後、損害保険会社にて19年半勤務。営業業務の一方で、裏ミッション的に新人・若手や派遣社員の育成、チームビルディングなどに尽力。会社内外を問わず、共に働くすべての人と仕事を通じて繋がっているのが面白く楽しく、全力ですべての業務に対応。その結果数年に一度、バーンアウト(燃え尽き)を起こし過労で倒れる。だんだん回復に時間がかかるようになり、「働くことの意味」を考え始める。
東日本大震災を契機に、「仕事の意義」ではなく、「自分の存在意義(生きている意味や理由)」は何なのか、問い始める。この時コーチングに出会い、震災から4年後、コーチングの資格コース受講中に「自分がココで出来ることは全てやった」「今、その時」と円満かつスピード退職(2015年9月)。
退職と同時に動く瞑想とも呼ばれる「ムーブメント・メディスン」に出会い、身体の知恵を呼び起こされ、深めていくうちにあれよあれよとイギリスの本校に通う。「自分は何者か?」という問いを身体の動きを通して探求し、コーチングによる言語での探求と合わせて、内省力が更に鍛えられる。
2020年6月より、藤野(神奈川県相模原市)に移住、里山暮らし開始。大地に近く、地域のコミュニティに根付いた暮らしを通じて、より「自分のやりたいことをする時間」を過ごしている。
コーチ以外に、「ムーブメント・メディスン」 APティーチャーとしてクラス開催などの普及活動、研修講師、ワークショップファシリテーター、野生動物の罠の見回り活動、森の再生活動、など。

CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
コーアクティブ・リーダーシッププログラム 修了
Movement Medicine Apprentice teacher
「本当の仕事」ワークショップ 認定リーダー
つながりを取り戻すワーク ファシリテーター

属性

● 性別
女性
● 年齢
45~54歳
● 住まい(都道府県)
神奈川県

実績

● コーチング時間
400時間
● コーチ歴
2015年から
● 主なクライアントの属性
会社員・NPO職員などの組織で働く方、専門職の方、フリーランス、個人事業主、社会的な活動をしている方で、人生の移行期にある方

セッション情報

● 無料サンプルセッション
なし
● セッション形態
オンライン+対面
● セッション開始時期
すぐに始められます
● 国際コーチング連盟(ICF)資格
該当なし
● コーチングで使用する言語
日本語
● プラン&料金
<プラン>
・サンプルセッション(45分)@zoom
・導入セッション1回(2時間)+継続セッション最低8回(各1時間)〜。
 初期は2週間に1度を推奨。慣れてきたら3~4週間に1度へ。

<料金>
個人向けライフコーチング:16,500円/1時間<税込>
*初回導入セッションは2時間のため33,000円
(事前アンケート含)

*サンプルセッション(45分)3,000円
お気軽にお声がけください。

私がコーチングに出会って変わったこと

「誰の支配も受けない」

「自分が感じること・想うことを、そのまま持っていい。味わっていい。そして、言っていいー。」
 それまでの私はずっと、学校でも会社でも、自分らしく行動していて、しかも優等生でいい子・いい人と見られることが多かった。いや、そう振る舞っていました。それどころか、それが本当の自分だとすら思っていた。自分をそういう設定で見ていました。

だったのですが。コーチングを受けるうちに、「心は自由」と言いながら知らず識らず自分の心に制限をかけていたことを知っていきます。やりたいことをやっているように見えて、自分が本当にやりたいことはやってこなかった。「本当はこれをやりたい、などと言ってはいけない」「感じたことを誰かに知られたらこの社会でやっていけない」という感覚が無自覚にあって、自分で自分の気持ちを押し込めて周りに合わせて。「やりたい」かどうかより「やったほうがいい」かどうかで判断する。
 「自分の行動の規範は自分の思い込みから生まれている」ということに気づき、「自分に許可を出す」ことを知ってからは、少しずつやりたいことをやりたいように動くことができるようになって行きました。そして、会社でも「前例がない」ことなどに気後れすることなく、やりたいことを、誰にも遠慮せずに通せるようになっていきました。

なぜ、コーチングをするのか

変容する、ということ

ずっと人に頼らず一人で考えてやって来た私が、自分の力を自覚し自分の願いを知ることができるようになったのは、コーチと対峙するようになって、「一人=自分の内側だけ」でやらなくなったからだと思っています。思うこと考えていることを、言語化して自分の外に出す。それを改めて見てみる。誰にも批判されない場で、コーチとそれについて話していく。そして気づく。この仕組みは、怖くもありまた面白くもあります。コーチングと出会って以来、私自身マイコーチによるセッションを受け続けています。コーチもテーマも、その時に必要なコーチ・出来事に変化します。それもまた変容。
そして、クライアントさんが自らの姿や様子を、コーチとともに「見る」というチャレンジをすることで、自ら何かに気づき、内から変わって行く姿は、本当に美しい。その美しい瞬間に、たくさん遭遇したいと思っています。

本当はどう生きたいのかを模索する 自分の問いでありながら、話す場、聴かれる場、があることで現実が立体的に動き出す。

私とコーチングの出会い

よくわからなくても

コーチングとの出会いは2012年、東日本大震災の翌年でした。当時在籍していた損害保険会社では、通常の業務に加えて震災対応を全社上げて対応していて、仕事を通じて「復興支援の一助を担い社会に対して直接的な貢献ができる」と自分の存在価値や生きている意味を「納得」し「理解」していました。がその一方で、私一個人として、この災害が関東で発生していたら、と焦りに近い感覚に襲われて、考えずにはいられなくなりました。本当はどう生きたいのかーー。探求しだした矢先に出会ったコーチング。既にコーチである人やコーチングを学んでいる人達に、「今のあなたにこのコーチングの学び自体が役立つと思う」と立て続けに声をかけられ、ある種のサインなのだろうかとコーチング自体よく知らないままctiの基礎コースに足を踏み入れました。

違和感と共に感じる安堵感。拒絶したいと同時に飛び込みたい、という感覚。自分の中の感情や感覚、それがあること、そしてどれがどこからきているのか、何に向かっているのか。参加している人がたった2日半で明らかに変わっていく様、それは自覚がなくても多分自分もそうなのだろうと。

長い旅路の入り口に立つ、今振り返ると、そんな体験でした。

よくわからなくても、説明がつかなくても、目の前に現れたものを受け取ってやってみる、そこからまた進む。心もとないようでいて、確実なもの。(2022年夏:チューリッヒにて、ムーブメント・メディスンの仲間と)

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