東北大学卒業後、富士ゼロックス(株)入社。ソフトウェアエンジニアとして、基幹業務、ソフトウェア商品、組込みソフトウェア開発に携わる。米国ゼロックスに駐在、CIOの先進ITマネージメントに携わる。帰国後、プロジェクトマネージャーとしてEPシステム戦略プロジェクト、全社構造改革ERP(EBS)導入プロジェクトなど数多くのプロジェクトに携わる。2010年、富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)設立に携わる。同社執行役員を経て退任、退職する。退職後、米国CTI認定CPCCを取得、プロコーチとしての活動もスタート。
2015年からは政府行政機関のIT化投資計画アセスメント業務を受託しており、更に2017年から日本を代表する世界のグローバル製造企業グループのキャリア開発講師として年間約20回のセミナーを行っている。
志を高く持ち、ゆるぎない信念の基、悲観的に準備し、楽観的にやり切ることが私の仕事の原点。インターネットの無い時代に逆風が吹く中、EPシステム構築を実現する為には粘り強く、諦めないことが必要だった。また、計画から1年以上も遅れた状況にあった、メンバー約800名、ベンダー約40社からなるビックプロジェクトを立て直す為に指名を受けた時は、プロジェクトをゴールに辿り着かせる為に800人のベクトルを合わせる知恵と工夫が必要だった。現在、プロジェクトマネージャー経験知を若い人に継承する為、コーアクティブ・コーチングのコミュニケーション・スキルを活かした活動も行っている。
答えは自分の中に在る
将来の具体的な計画もなく定年退職してしまいました。3ヶ月くらい経ってから、定年後皆どんな人生を送っているのだろうと気になり、藁をもつかむ想いから諸先輩17人に延べ30回程逢って頂き、話を聴かせてもらったのです。周りが私をどう観ているか聴く機会を得ることもでき、私のやりたいこと、そして私の出来ることを考え抜いた4ヶ月となりました。
健康寿命を考えれば人生80年、体力の衰えはあるものの、残り20年は自分の自由になる時間であり、大切な時間である。二つ目の人生は、若者はもちろん、働く人たちに元気になってほしいという想いから、生涯フルタイム講師の道を目指すことにしました。しかし、いくら経験が豊富で、講師にむいているからと言ってできる仕事ではありません。そんな時、ふとしたことからCTIのコーアクティブ・コーチングを知ったのです。
コーアクティブ・コーチングの基礎・応用・上級と学んで一年半、気づかされたことはたくさんありました。‘自分に意識を向ける難しさ’、‘理解された体験’、、、そして肚落ちしたことは『答えは自分の中にある』ということでした。
セルフ・アウェアネス
人生に無駄な経験は無く、それには必然があることを気づいてほしい。NHK番組に『ガイロク』というのがあり、よく観てますが、私の人生のピンチはと尋ねられれば、間違いなく『定年後』と答えるでしょう。しかし、こうしてこの場に立って皆さんにお話する為に、私の定年体験は必要だったのだと今はしみじみ想います。
自分らしい生き方、働き方にいつ気づくかはひとり一人違うから、今からでも決して遅くないことを知ってほしい。
良い人間関係を築くことこそ、幸せで健康な人生を送る鍵
70年生きて来て、両親に感謝しながら、家族を作り、家族を護り、家族を幸せにすることだけに邁進してきました。
でも分かったことは、私自身が家族に幸せにしてもらったということである。
粘り強く寄り添う
クライアントに真摯に向き合い、寄り添いながら、決して諦めることなく、クライアントの気づきを起こしていく。
セルフ・アウェアネスに苦しんでいる人
私には伝えたいことがたくさんあります。しかし、それを伝えるには工夫が要ります。人は自ら気づき、肚落ちしなければ、行動を変えないからです。その手助けをするのがコーアクティブ・コーチングだと思っています。
50代になると、役職定年、定年、再雇用、年金という言葉がチラつき始める。いづれにしてもテンションは下がり、仕事のモチベーションどころではなくなっている。ブレーキを踏んでいるわけではないが、いつのまにかアクセルペダルが緩んでいる今日この頃を感じている人。
最後に笑うものが最もよく笑うという諺があります。今までがどんなに輝かしい仕事人生でも、残り20年以上が定年難民の人生だとしたら、耐えられますか?逆に、定年までがどんなにか辛い仕事人生だったとしても、定年後も人生続いている訳で、まだ人生の結果は出ていません。定年後の人生しっかり考えて、最後に笑ってほしい!
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