資格:CTI 認定CPCC(プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ)
国際コーチング連盟認定資格アソシエイト・サーティファイド・コーチ(ACC)
米国ホーガンアセスメント(セルフアセスメント)認定資格
米国リーダーシップ・サークル(360度評価)認定資格
経歴:
1988年 立教大学理学部化学科卒業
1988年 日本ロレアル株式会社入社 研究所にてスキンケア製品開発担当研究員
2004-2006年 ロレアルフランス本社研究所に転勤
2012年 日本ロレアル株式会社副社長兼リサーチ&イノベーションセンター所長
2016年 株式会社資生堂入社
2018年 株式会社資生堂グローバルイノベーションセンター副本部長
2020年 株式会社資生堂執行役員
2021年 個人事業主MIKATA開業 プロフェッショナルコーチ、リーダー開発を軸に独立
「あいだ」で、もまれてきたから、「あいだ」で、もまれている人の味方になりたい
ルーマニア生まれで、アフリカのコンゴ(旧ザイール)育ちの私は、小学校四年生で帰国したとき、日本の文化に馴染めませんでした。それまでは自由闊達な毎日でしたが、「XXXXしてはダメ」というルールが多すぎて、全てが窮屈で、いじめにもあいました。「人間関係」に対する恐怖感や、煩わしさから、読書、音楽、理科系の勉強、など「一人で自己完結できる活動」が一番自分らしさを発揮できると感じていました。
真実は一つであるサイエンスの世界に魅せられ、大学では化学を学びました。
その後、華やかな美の世界への憧れや、子供のころ覚えたフランス語を活かせることから、フランス系化粧品会社に就職し、研究員として化粧品開発の道を歩み始めました。
27年間その会社で、ステップアップしていき、最後は研究所の所長兼日本法人の副社長になりましたが、決して順調な道のりだったわけではなく、何度も襲ってきた「自分には無理」という「思い込み」との闘いでした。自分の「思い込み」という枠を超越できたのは、自分を信じ続けてくれた上司の存在と、会社でコーチングを受けさせてもらった経験が大きかったです。
2015年に外資系の会社を辞め、クライアント体験をきっかけに興味を持ったコーチングを学び(CTI基礎・応用コース)、日本の化粧品会社に転職しました。転職先では、コーチングを取り入れながら風土改革を進めました。又、研究所の全マネージャー向けにコーチング研修(CTI基礎コース)を提案し、実現させました。
自分が一番ワクワクしたのは、価値観の異なる多様性のあるチームを、活気があり、信頼関係のある雰囲気に醸成することでした。
これまでの自分自身の活動を振り返ると、日本人:外国人、研究者:マーケッター、上層部:部下、右脳系:左脳系などの、二つの断絶しがちな人々の「あいだ」に自分の身を置き、両者を繋げるような役割を負うことが多く、そこが自分の「居場所」であり、「生き甲斐」である、という確信が深まっています。
2020年末に会社を退職し、2021年にCTI上級コースの門を叩き、2022年にCTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ資格、CPCC を取得し、プロコーチの道を歩き始めました。
40代で、部下が3人から30人になったとき、これまでのやり方や考え方が全く通用しなくなり、自信を失いかけていました。上司からの提案で、初めてコーチングを受けさせてもらいました。
毎日、業務に追われ、もぐらたたきゲームのように仕事をしていた私は、コーチに「あなたは年末までに、今ここにないどんな未来を創造したいの?」と問われ、初めて「意図をもって未来を創り出す」ことの大切さに気づきました。
その時、自分のゴールイメージを伝えたものの、全く実現できる自信がなく、「でも自分は力不足だし、スキルもないので、出来る自信がない。」と口走っていました。
コーチのシンプルな質問に答えていくうちに、「自分は力不足だ」という言い訳はサボタージュで、対峙すべき人と真剣に向き合うことから逃げていた事が炙り出されました。
「上司や上層部の意見を変えさせることは無理」「馬の合わない人に無理なお願いをするのは無理」という、私が持っていた強力な思い込みに、どう向き合えばいいか、コーチが辛抱強く伴走してくれました。
今思い出すと、コーチングによって、「新たな視点、新たな可能性」に目を向ける事ができるようになったのです。自分が生きている世界は、自分が生み出した幻想で創り出していたこと、それが真実だと信じて疑わなかったことに気づきました。
会社でポジションが上がってからも、ずっとどこかで自分に自信がなかったのは、子供時代から「人間関係が苦手」という意識が大きかったからだと思いますが、次第に、「自分に自信がない」=「自分のために人に動いてもらうなんて無理」という思い込みを手放す事が出来ました。
これまで、全て自分起点で動いていて、上手く回らなかったのが、「創り出したい未来」起点で相手に共感してもらい、一緒に未来を創るスタンスに変えたら、良い方向に回り始めたのです。
「大きな組織のマネージメントなんて無理」と思っていた自分が、いつしか「チームワークが楽しくてしょうがない」という自分に変わっていきました。
そして、そんな風に自分を変えてくれた「コーチ」という存在に、いつしか深い尊敬の念と憧れを持つようになっていきました。
人は誰もが敵ではなく、味方を必要としている
断絶ではなく繋がりを必要としている
思い込みで凝り固まった視点=見方ではなく、
新しい、動き出すための視点=見方を必要としている
という想いから個人事業主の屋号を、MIKATAにしました。
「唯一無二の人と共に歩く旅人」
これがコーチングを通して実現したい、私の人生の目的です。
繋がり、余白、遊び心、一緒に旅する感覚、
好奇心、発見、冒険、その裏にある願い、
おもいきり
経営者、会社役員、管理職
リーダーや未来のリーダー(組織に限ったことではなく、世界にインパクトを与えていく人)
自己効力感(可能性は未知数でも、なんか出来そうな気がする)を向上させたい人
他者と信頼関係を向上させたい人
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