久田寛子 Hisata Hiroko

志を持つリーダーのためのコーチ

コーチになるまでと現在

　NTTドコモから海外子会社に出向した時、初めて管理職となり13名のエンジニアチームのマネージャ―になりました。エンジニアの話をじっくり聴くことで、時には激しく議論しながらもチームと信頼関係を作ることができ、マネージャーとしての成功体験となりました。

　しかし、帰国後それまでのやり方では上手く行かず、大きく空回りすることに。試行錯誤の過程で、リーダーがチームメンバーを信頼する事がチームの力を最大化するために欠かせないという事を学び、リーダーシップや人の成長への興味が増しました。

　そして、かねてから興味があったコーチングを本格的に学び、プロコーチになりました。副業としてコーチングを続けていくうちに、クライアント様の変化に感動し、大きなやりがいを感じました。そして、コーチングやリーダーシップに関する仕事をもっとやりたいと思うようになり、大きな葛藤の末、45歳で大企業の管理職の立場を手放し、キャリアチェンジをしました。

　キャリアチェンジに際しては、コーチングの力を実感しました。コーチとして独立したいという思いを持ちながらも、将来の不安が大きくなかなか一歩踏み出せませんでしたが、コーチングを受ける事で、経験や学びから自分の中に既にあるものを見て、少しずつ自分を信じる事ができるようになりました。

　その後、コーチングを通じて志を持つリーダーの伴走をしたいという思いで、独立起業。現在は、リーダーを対象にコーチングをするとともに、株式会社グロービスの外部講師としてミドルマネジメントを対象とした研修を行っています。

コーチングで大事にしていること

強くしなやかな軸を作り、本来持つ力を引き出します

- コーチングの時間は、リラックスして、じっくりとご自身の事を話して頂く時間にしたいと思っています。また、コーチには守秘義務がありますので、安心して本音を出せる場にすること大切にしています。

- リーダーが大きな事を成し遂げるためには、自分の価値観や信念を明確にすることが大切です。コーチングを通してこれらを探求し、強い軸を持つリーダーになれるようサポートします。

- リーダーが本来持っている力を存分に発揮できるよう、不要な思い込みや悪い習慣を手放し、行動に移せるよう後押しします。

- 高い目標や志を持ってチャレンジしていると、困難な状況に直面することもあります。また、リーダーは相談できる人が少なく孤独。誰かに本音を話し、時には自分の弱さを受け入れることで、前進するエネルギーを取り戻す事ができます。どんな状況でも、リーダーの可能性を信じて寄り添います。

コーチングで得られる事（クライアントさまの感想より）

- 自分が成し遂げたい事が明確になった。
- 行動力がついた。決断が早くなった。
- 弱音を吐いても寄り添ってくれて、心が軽くなった。
- 自分の思い込みに気づき、新たな視点で考えられるようになった。
- 周りからどう見られるかが気になって、周りを優先にしていたけど、自己犠牲をやめて自分を大切にできるようになった。
- ひとりでは頭の中で同じことを繰り返し考えてしまうが、コーチと対話することで決断し行動に移す事ができた。
- 自分がじっくり話を聴いてもらったら、部下の話をじっくり聴けるようになり、部下が自分の考えを話してくれるようになった。

クライアント様の声

「職場では上司や同僚と相談できる環境にありますが、本音の部分ではオープンに話すことに限界があると思っています。コーチングでは、『こんなことを話したら今後のキャリアに影響するのでは』という不安なく、自分の感情やWillと向き合う時間で、自分の真意を言語化することができています。また、コーチとの関係性も重要で、同性でマネジメント経験を持つ彼女の投げかけははっとさせられることが毎回あります。さらに継続していることで関係性が深まり、心理的安全性とコーチング内容の充実度、双方の観点で良質なものとなっていると感じています。」
（ベンチャー企業マーケティング部門マネージャー）

「コーチングを受け始めた時は、仕事の課題をなんとかしたいと思っていましたが、続けていたら仕事だけでなく人生が変わりました。自分の人生で何を成し遂げたいのかが明確になり、仕事でもプライベートでも迷った時のよりどころになりました。そのおかげで大きな決断ができました。今、仕事で大きなチャレンジをしていて、大変な事も多々ありますがとても充実しています。私はこの先も歩みを止めないので、前進し続けるためにコーチングを継続しています。」
（NPO法人幹部）

“I had never received coaching before and was a bit hesitant, but I decided to try because I felt like I was stuck in a rut and wasn’t sure how to improve the situation. At first, I struggled to even explain what was wrong and what kind of change I wanted, but Hiroko patiently guided me with questions that really made me think. She was kind but still asked challenging questions, and focused on actions as a result. After just a few sessions, I felt I had a much clearer idea of what I wanted and what I needed to do to achieve it. This clarity has stayed with me since, and I feel confident I can overcome my future challenges. “
(Marketing Manager)

「抱えている不安や不満を解消・解決できるのは自分しかいないということが分かりました。誰かに期待するのではなく自分自身に期待・鼓舞して、自分の好きなことを考えを強く信じてみる。ただ、それには勇気や覚悟が必要であることも分かりました。『自分がしたいこと』『自分が好きなこと』という自分視点の考えが案外欠けていて、他者視点に重点を置きすぎて物事を充分に考えられていなかったことに気づきました。」
（広告会社マネージャー）