大学卒業後、IT企業でのシステム開発職を経て、戦略コンサルティングファームに転職。コンサルタントとして東日本大震災の復興支援プロジェクトやグローバル企業のリーダーシップ開発を経験するうち、自分の好奇心の矛先は事業でなく人間であると気付く。全人的なコーチングを指向しCTIの門を叩き、プロフェッショナルコーチの道へ。
現在はコーチの活動と並行して、セラピストとしてのキャリアも重ねる。プロボノセラピストとして、心身障害者、トラウマサバイバー、自然災害の被災者への支援活動も行っている。ライフワークは山野を歩き巡拝する山伏行。
早稲田大学第一文学部ドイツ文学専攻卒業
CTI認定 Certified Professional Co-Active Coach(CPCC)
CTI Japan コーアクティブ・リーダーシップ・プログラム 修了
国際コーチ連盟認定 Professional Certified Coach(PCC)
インド中央政府公認 ヨーガ教師
一般社団法人 日本ヨーガ療法学会認定 ヨーガ療法士
タブーを開放し、全体性を回復する時間
私の考えるコーチングがなんであるかを一言で表現すると、「タブーのない時間と空間」です。文字通り、何を話してもよいですし、お約束した時間をどのように使ってもよいのです。クライアントさんは特別な秘密を話す必要はありませんが、日常で表に出していないほうの自分からしか語り出せない言葉って、確かにあります。たくさんのクライアントさん、そして自分の経験からも、自分のエッジに出会い直すコーチングという非日常の時間は、自分の全体性を回復し、偏りを整える力があると感じています。
コーチングはまた、どこから話してよいかわからない込み入った話や、周囲の人に話しづらい話題を安全に扱うことができる場でもあります。たまに「コーチングはキャリアアップとか目標達成とか、ポジティブな話題を話す場なんでしょ?」と聞かれることがあるのですが、私のコーチングでは、その定義は当てはまりません。私は、人間の生きようとするエネルギーには元来、ポジティブもネガティブもないと考えています。ご自身についてオープンに話してみたい方は、どなたでもいつでもお待ちしています。
プロフェッショナルであること。それは、自分のエゴに自覚的であること
コーチという仕事をする上で大切にしているのは、プロフェッショナルであるということです。私にとってプロフェッショナルとは、自身の職責において提供できる最大の価値を、個人のエゴを投影せずに届ける人です。
ひとりの職業人として、プロフェッショナルであるということは、言い換えれば、自分のエゴを最小化することです。例えば「クライアントに好印象を持たれたい」とか「停滞するクライアントに変化を起こしたい」など、ひとたびエゴにまつわる動機を交えると、本質的な問いにたどり着くこと、互いに創造しあう関係性を維持することのどちらも困難になります。エゴを完全に滅することはできませんが、気づくことで手放すように心がけています。
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