Q
それぞれの分野にさまざまなスタイルがあるため明確に区別することは困難ですが、一般的には、コンサルティングではクライアントの悩みの問題解決を目的として具体的な解決策を提示し、メンタリングではメンターが自らの知識や業界における経験に基づいてメンティーに直接的に助言します。これに対し、コーチングはクライアントの自己実現を目的とし、クライアント自身の本質的な願いやものの見方や感情などにアプローチすることにより、クライアントが自らその問題を解決したり、その問題が自然と解消されていくことを支援します。クライアントが属する領域の専門知識や経験をコーチが持っていない場合でも、コーチングは成立します。また、カウンセリングは、主に、精神的に落ちこんでいるなどの状態にあるクライアントに対し寄り添い受容的に理解しようとするのに対し、コーチングでは、自己成長の意欲がある状態のクライアントに違う視点を提供したり背中を押すような積極的な関わりも行われます。それぞれに目的と効果及び限界があり、ニーズに合わせて適切なものを選んだり組み合わせることで得たいものを得ることにつながります。
Q
コーチングを学ぶことは、コーチを職業としない場合でも、さまざまな場面で役立ちます。Co-Activeコーチングの特徴は、これがコーチングスキルにとどまらず、ライフスキルであることです。対人関係においては、コーチングスキルを日常の生活や仕事で活用することで、職場での1on1や家庭内でのコミュニケーションが改善します。より大きく言えば、多様な人々との関係性を自らが望む形に創っていくことが可能になります。また、コース中のさまざまなワークやコーチングの練習の中で、ご自身の人生について自分はどう生きていきたいのかが明確になり、視野や発想が広がり、自分自身を信じて自ら選択していく力が培われます。
Q
基礎コースでは、Co-Activeコーチングの土台を学びます。受講後は、日常生活での人との関わり方に変化が起きます。応用コースまで受講されると、Co-Activeモデルの全容がわかり、他者へのコーチング提供が可能になっていきます。プロフェッショナルレベルでコーチとして活動されたい方は、上級コースまでの受講をおすすめしています。各コースの内容については、こちらをご参照ください。
Q
基礎・応用のコースは、対面とオンライン(Zoom)どちらでも受講いただけます。基礎コースは対面、フルフィルメント・コースはオンライン、バランス・コースは対面、などコースごとに異なる形式を選択することも可能です。
上級コースは、すべてオンライン(Zoom)となります。
Q
学習内容、品質に差はありません。お好みとご都合に合わせて選択してください。
それぞれの良さについて、受講生の声は以下のとおりです。
対面:Co-Activeの空気感を体感できる。休憩時間に他受講生やアシスタント、リーダーとの交流がしやすい。
オンライン:遠方からも受講できる。実際のコーチングもオンラインが多いのですぐに実践できる。
Q
オンラインのコースは、Zoomを使用して行います。ご自身及び他の受講生の方々の学びを最大にするため、個室、安定的な通信環境、Zoomのアプリを最新バージョンに更新することなどをご準備ください。その他詳細は、こちらをご参照ください。
Q
基礎・応用の各コースの定員は、対面では最大24名、オンラインでは最大23名です。
開催2週間前の時点で、お申込みが12名に満たない場合は、開催を中止する場合がございます。
上級コースの定員は9名です。
Q
特にありません。予備知識やご経験なども不要です。
Q
基礎・応用コースでは2日目の宿題として、コース参加者以外の方にコーチングを実践していただきます。クライアントとなってくださる方の確保をしてください。コーチング時間は自由ですが、30分〜1時間程度が一般的です。
このほか、コース開催1週間前にオンライン教材へのURLをご案内いたします。余裕があれば、これにも目を通していただくことも可能です。
Q
上級コースの受講要件は以下3点です。
1. 上級コースのオリエンテーション・コール日程前までに基礎コース及び応用コースをすべて修了していること。
2. 有料クライアントを 5 名以上持っていること(金額不問)。
3. 受講生自身が、CTI認定資格(CPCC)かつ国際コーチング連盟PCC以上の資格を持つコーチをつけていること。
詳細は、こちらの資料をご確認ください。
「上級(プロフェッショナル)コースのご案内」
Q
基礎コースは、半年に1度程度の頻度で平日に開催しています。
応用コースは、現状、基本的には、金〜日など、土日及び祝日を含む日程で開催しています。
上級コースは主に平日夜の開催となりますが、不定期で、平日日中のコースも開催しています。
Q
上級コースの日程は不定期となっており、日程が確定すると「日程保留」でお申込み済の方に先行してご案内いたします。上級コースお申込みの手続きはこちらをご確認ください。
Q
オンラインの環境を整えていただければ、海外からの受講も可能です。
Q
CTIのプログラムは全世界共通です。海外で基礎コースを受講した後に、CTI JAPANでフルフィルメント・コースを受講する、またその逆なども可能です。ただし、お支払いは各国の運営機関にお支払いいただくため、一括割引などの対象外になります。
Q
コーチ・トレーニング・プログラムでは、コーチとしての人との関わり方を学びます。リーダーシップ・プログラムでは、リーダーとして、自分にしかないありのままの強みを発見し、深めながら、世の中に願うことを創り出していくことを実践します。それぞれの説明会の機会もぜひご活用ください。
Q
CTIのコースは、それぞれの内容を積み上げながら順番に受講をしていくことで、すべてのコースの内容とCo-Activeモデルを統合できるようデザインされています。そのため、規定の順序どおりに受講していただく必要があります。
Q
各コースは、3日間の流れの中で積み上げながら学びが体得できるようにデザインされています。また、CTIでの学びは、受講生同士のグループダイナミクスもその特徴の一つであり、同じメンバーで3日間を共にすることで得られる学びのためにも、万が一途中から欠席となった場合には、新しい日程で初日から全3日間を再受講いただいております。再受講には手数料が発生します。手数料等はこちらからご確認ください。
Q
コース3日間のうち、計1時間以上欠席されると、その時点でコース参加は終了となり、別日程で初日から再受講となります。コース中のすべてのパートが最終的に統合されていくため、ご参加できない部分があることが予めわかっている場合は、3日間すべてに参加可能な日程を選択いただき、3日間集中して参加できる環境を整えてください。再受講には手数料が発生します。手数料等はこちらからご確認ください。
Q
各コースでの学習量が非常に多いため、一つは十分な休息をとっていただくことが目的です。また、この期間に、集中的な体験学習で得た気づきや学びが身体や心に染み込むことも意図しています。なお、次のコースに進むために前のコースでの理解度が十分である必要はありません。コースが進む中でわからなかったことについても統合が進みますので、前のコースの中でわからないことがあっても先に進んでいただくことは問題ありません。
Q
標準のペースとして1か月に1つのコースを受講することができるようコース日程を用意しています。ただし、日程が合わない場合やゆっくり学びたい場合などは、ご自分のご都合と学びやすいペースで進んでいただいても問題ありません。受講期限は、受講料お支払い後10年間です。
Q
CTIのコースは、基礎コースでの土台づくりから上級コースでのプロフェッショナルレベルの追求までが総合的・統合的にデザインされています。そのため、経験の有無にかかわらず、どなたも、基礎コースから受講いただく必要があります。
Q
無料説明会または有料基礎コース体験会に参加済の方は、「新規登録」ではなく「◆無料説明会に参加された方はこちら」から入っていただき、郵便番号欄には「0000000」(ゼロ7桁)と入力してください。それ以外の方で、マイページが作成できない場合は、お問い合わせページよりご連絡ください。
Q
Q
基礎・応用コースのお申込み期限は、各コース開催初日の4日前の正午までです。ただし、開催2週間前に最少催行人数(12名)に満たない場合にはコース開催を中止することもあるため、お早目のお申込みにご協力いただけますと幸いです。
上級コースは、「日程保留」でお申込み済の方に先行してご案内し、満席になり次第締切りとなります。
Q
空きがある日程でお申込みいただいたうえで、ご希望の日程にキャンセル待ちが可能です。マイページからお申込みいただく際、「通信欄」へキャンセル待ちを希望する日程をご入力ください。キャンセル待ち日程に空きが出ない場合、他日程に変更も可能です。
日程変更の期限等についてはこちらをご参照ください。
Q
銀行振込、またはクレジットカードでお支払いください。
Q
受講料はお申込みから2週間以内かつご受講前にお支払いください。ご入金の確認をもって正式なお申込み完了となります。ご受講に必要な情報のご連絡は、ご入金確認後となります。
基礎+応用一括お申込みの場合は、全額を一括でお支払いください。
基礎〜上級一括お申込みの場合は、基礎+応用分に相当する792,000円と上級コースのお申込み金88,000円、計880,0000円(税込)をお支払いください。上級コースの残金は、上級コース受講日程が確定した後にお支払いとなります。上級コースご受講までの流れの詳細は、こちらをご参照ください。
Q
基礎コース及び応用コースの分割払いは承っておりません。
上級コースの受講料は、どなたもお申込み金88,000円(税込)と残金の2回に分けてお支払いいただきます。上級コースを個別でお申込みいただく場合のみ、残金は「一括払い」「2分割払い」「4分割払い」を選択できます。
Q
教育訓練給付制度の対象ではありません。
Q
応用全コース修了時に104時間のトレーニング証明書、上級コース後の試験合格後にグローバル共通の認定資格証明書が付与されます。何らかのご事情で個別のコースの受講証明が必要な場合は、CTI JAPANより受講完了の証明書を発行いたします。
Q
はい、可能です。お申込み時の所定の欄に、必要な書類及び宛名をお知らせください。
Q
受講料お支払い後、10年間です。
Q
基礎・応用コースはコース開催初日を起算日として15日前まで、上級コースはグループ・コール初日を起算日として45日前までは、無料でキャンセル可能です。以降は、キャンセル料が発生します。
キャンセル及び日程変更等についての詳細はこちらをご参照ください。
Q
一括お申込みで受講を開始し途中でキャンセルされる場合、ご受講済のコースについては個別お申込み時の料金を適用して残金を返金いたします。なお、返金時の振込手数料は受講生負担とさせていただきます。
Q
Q
基礎・応用の各コースは、1時間以上欠席された場合、原則として、各コース1日目から再度受講していただくことになります。再受講についてはこちらよりご参照ください。
上級の欠席については、「上級(プロフェッショナル)コースのご案内」をご参照ください。
Q
他日程への振替をご案内いたします。手数料はかかりません。もし、受講のキャンセルを希望される場合は、未受講コースの受講料を全額返金いたします。
Q
各コースの理解を深めたり、個別のテーマについてトレーニングをする「継続学習」の機会を提供しています。
また、CPCC取得者は、CTI認定プロコーチ検索ページにご自分の紹介ページを掲載することができます(有料)。
その他、CTI主催のイベントなどは、コミュニティページをご確認ください。
Q
CTIの基礎から上級までのコーチ・トレーニング・プログラムは、国際コーチング連盟(ICF)のLevel2(旧ACTP)として認定されています。これはICFの資格のうち、ACC及びPCCの取得に必要な要件のうち、教育時間、メンターコーチング、パフォーマンス評価はCTIのプロ資格(CPCC)取得プロセスに含まれているということを意味しており、CTIのプロ認定資格(CPCC)を取得した方は、追加トレーニングやメンターコーチング、実技審査なしでICFの資格を取得できます。(ICF が実施するコンピュータベースの筆記試験などは必要。詳細はこちらをご確認ください)。
Q
これらは、国際コーチング連盟(ICF)が認定するプログラムの種類です。
Level2(旧ACTP)認定プログラムは、国際コーチング連盟の資格であるACC及びPCCに必要な要件のうち、教育時間、メンターコーチング、パフォーマンス評価が含まれていると認められています。
Level1(旧ACSTH)認定プログラムは、ACCに必要な教育時間、メンターコーチング、パフォーマンス評価が含まれていると認められていますが、PCC取得のためには、追加的なトレーニング、メンターコーチング、パフォーマンス評価などを受ける必要があります。
CTIはLevel2(旧ACTP)の認定を受けています。
詳細は、こちらをご参照ください。
Q
「Co-Active」の概念の焦点が当たるところが異なっています。コーチングのコースでは、1対1の対話や人間関係を築くところに活用します。CLEやリーダーシップ・プログラムでは、人と関係を創りながら、自分が持つ本来の願いに沿って人生の舵取りをするところに活用します。
Q
「Co-Active」というコンセプトは、CTIの3人の共同設立者、ローラ・ウィットワース、ヘンリー・キムジーハウス、及びキャレン・キムジーハウスによって開発されました。「Co-Active」は、「人はもともと創造力と才知にあふれ、欠けるところのない存在である」という考え方が土台になっています。そして、この土台が協働的で自発的な関係を創るために必要であるという考え方が、コーチ・トレーニングの中でも、リーダーシップ・プログラムにおいても、基本となっています。
また、「Co-Active」は、どうあるか(Being)と何をするか(Doing)を同時に尊重する思想です。このため、CLE、リーダーシップ・プログラム、コーチ・トレーニングのいずれにおいても、スキルや技術を習得すること以上に、コーチ及びリーダーがありのままの自分でありながら周囲とつながることを大切にし、そのために必要なことを体験学習で体得していきます。
Co-Activeについてはこちらもご覧ください。
Q
CLE(3日間)は、Co-Activeリーダーシップの基本編です。「Co-Activeリーダーシップ・モデル」を体得し、自分のリーダーシップ・スタイルの強みや課題に気づきます。
Co-Activeリーダーシップ・プログラム(10か月間)は、Co-Activeリーダーシップの実践編です。人生の目的を形にするプロセスを通して、人と関わり合いながら現実社会でリーダーシップを発揮します。
なお、受講の順番はありません。どちらが先でも後でも、いずれかのみでも、受講いただく意味がありますので、受講したいと思うタイミングを大切にしてください。
Q
CLE、Co-Activeリーダーシップ・プログラムいずれも、事前にコーチ・トレーニングを受講している必要はありません。
Q
コーチングを実践していきたい方がCLEを受講すると、クライアントに対して、ただ伴走するだけではない、多様な方向からの関わり方が可能になります。
Q
CLEは、国際コーチング連盟(ICF)からコーチングの継続学習(CCE)として認定されています(18.75単位)。
Q
Co-Activeリーダーシップ・プログラムは、リーダーとして、自分にしかないありのままの強みを発見し、深め、それが確かな土台となるようデザインされたパワフルな体験学習型のプログラムです。内容は10か月にわたり、4つの合宿形式のリトリートとその間に取り組む課題や活動で構成されています。詳しくは、プログラム概要をご覧ください。
Q
このプログラムは、世の中に何らかの変化を創り出したいと願うすべての人が対象です。特に、職場、組織、家族やコミュニティといった中で、より力強いインパクトを発揮したい、しかも、それが前向きで持続するものとなることを望んでいる人です。そして、そのために何かやってみたいと心から願っている人のためにこのプログラムはデザインされています。
Q
「Co-Active」というユニークな体験学習モデルを活用していることが一つの特徴です。また、10か月間という長期間にわたるプログラムの中で、受講生は、継続的に学びを深め、その学びを統合し、自身で成長を促すことに精通していきます。また、他の受講生と濃い学びや深い体験を共有するため、リーダーとして共に切磋琢磨し合う、真の仲間を得ることができます。
Q
体験学習型プログラムの中には、学びをもたらすために、身体を動かしたり、ゲームやエクササイズ、及びさまざまな肉体的なチャレンジを伴う適度なアクティビティが実施されます。受講生の方々の年齢や身体的レベルはさまざまなので、学びに影響が出ない範囲で、必要に応じて活動の負荷を調整しています。
安全を確保することを最優先にしたうえで、ベストを尽くして活動に取り組むよう奨励しています。また、プログラムのお申込み時に提出いただく書類を参照させていただき、活動に取り組むうえで何か問題がないか、早い段階で注意を向けるよう心がけています。
Q
プログラム実施当初から常に修了生からいただいているフィードバックは、Co-Activeリーダーシップ・プログラムは、”自分の人生を変えた”というものです。特に、自分ならではの強みや内側に潜むリーダーとしての資質にアクセスし、仕事や個人的な人生のすべての局面でそれらを使えるようになったという点で、劇的なインパクトを受けたと語っています。
さまざまな場面でより「今この瞬間」にいることができるようになり、自分が誰で、何を信じているのかを示すことができ、且つ、周囲に自分が与えているインパクトに対して適切に応答することができるようになります。
また、修了生は、他の人が持つ強みと調和しながら、協働的に関わったり、共同で何かを創りあげる喜びを経験するため、日常の生活の中でもそうした機会を日々追求しています。
Q
プログラムは、宿泊を伴う合計22日間の4つのリトリートから成り、その他に、各リトリート間も仲間と関わりながらさまざまな課題に取り組んだり、現実の世界においてもリーダーシップを発揮する数々の活動に取り組むことが求められます。ここでいう活動とは、受講生自身によってデザインされるため、内容、領域、及び費やす時間はさまざまです。
また、リトリート期間中は、しばしば、夜の時間帯もアクティビティが実施されます。さらに、各リトリート間は、少なくとも隔週の定期ウェブ会議システムのコールに参加したり、仲間と一緒に各種活動に取り組むため、常に他の受講生と関わり続けます。
Q
Co-Activeリーダーシップ・プログラムは、国際コーチング連盟(ICF)からコーチングの継続学習(CCE)として認定されています(182単位)。
Q
コーチングを実践していきたい方がこのプログラムを受講すると、自分が何のためにコーチングをするのかということに向き合うことになります。また、どんな状況にあっても、その瞬間起きていることに応答していく柔軟性と、自分自身としっかりとつながり、さまざまなことに立ち向かう強さを養う機会となります。このため、コーチングでも、クライアントのために100%そこにいて、彼らのために必要なスタンスをしっかりととることが今よりも可能になっていきます。
Q
この質問の答えは人それぞれです。CTI JAPANでは、個別のご相談にも対応しています。
また次のような問いを探求してみるとよいでしょう。
・今、世の中で自分は何をしたいと望んでいるのだろうか?
・自分の目指していることは、プロのコーチになることなのか、あるいはコーチングのスキルを使って何か他のことをしたいと思っているのか?
・自分が無意識に持っている(と思い込んでいる)時間、家族、仕事、お金に関する制約は何だろう?
・やることが多く忙しい状態に、心地よく対応できるだろうか? あるいは、さまざまなことに時間をかけて対応したいのだろうか?
Q
CTIのコーチ・トレーニングのコースリーダー(トレーナー)になるためには、Co-Activeリーダーシップ・プログラムを受講し、修了することが前提条件の一つです。その他に厳正なる面接などのプロセスもあり、このプログラムを修了することによって、採用が保証されるものではありません。